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ホーム > 診療内容のご案内 > ワキガ・多汗症治療
ワキガ・多汗症 〜傷跡が残らないローラークランプ法〜

共立美容外科仙台院の「ローラークランプ法」によるワキガ・多汗症治療

気になるニオイ、ワキガの根本治療には、手術しかありません。傷を最小限に抑え、且つ出来るだけ効果を上げるという工夫と改善の中で開発されたのが「ローラークランプ法」です。ローラークランプ法は1999年のフランスの学会で発表されて以来、世界各国で高い評価を受け、2006年6月には日米欧で国際特許を取得しています。(特許番号:第3839137号)
また、傷口を保護する共立独自の「KBシース」も国際特許を取得しており、施術痕の美しさにおいては他院の追随を許しません。(特許番号:日本PATNO.1883539:米国PATNO.5213567:欧州PATNO.0458989)
共立美容外科仙台院では「体外超音波+KBシース+ローラークランプ」による「日帰りで出来る、仕上りの美しいワキガ・多汗症治療」を行っております。
体外超音波を利用して血管を収縮させる薬剤を浸透させてから施術を行うことで、内出血の量を低く抑えることができ、超音波によってアポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺等の周囲との結合を弛めるので、除去効率も大幅にアップします。KBシースによる傷口の保護を行いますので、施術跡が目立ちません。
ローラークランプ法は毛根から皮脂腺にかけての部分がほとんど完全に除去できるので、永久脱毛の効果もあり、従来の切開法や吸引法を上回る効果と、美しい仕上りを、患者様に負担をかけずに実現できます。

ワキガ・多汗症について

  1. 1)ワキガ多汗症の原因:主に、遺伝によっておこりますが、食生活などの環境要因も関与します。

    ワキガの主な原因は、アポクリン汗腺からの汗によるものです。(皮膚の断面の模型 図1−1 )

    アポクリン汗線は、主に、思春期に出てくる剛毛に一致して出てきます。わき、乳輪の回り、陰部に多く分布します。一部は、耳の中、髪の毛にも見られます。緊張したときに放出され、成分も鉄分、脂肪酸が多く、粘ちょうな(粘り気がある)汗です。その結果として、わきの下が黄色くなりやすいのです。

    アポクリン汗腺の汗自体は、本来無臭なのですが、脂肪酸やアンモニア、鉄などを含んでいるために、皮膚表面の細菌によって不快な臭いを引き起こします。

    多汗症の汗は、主に、エクリン汗腺から出るものです。エクリン汗腺は、体中に分布し、副交感神経の支配を受けており、エクリン汗腺からの汗は、暑いときや、ほっとしたときに出てきます。汗の成分はアポクリン汗腺から出る汗とは異なります。そのため、細菌と混じっても臭いがあまり強くなりません。むしろ、汗を多量にかいて臭いのしない人もいます。これを腋窩多汗症(えきかたかんしょう)といいます。

    そのエクリン汗がアポクリン汗や皮脂腺から出る脂肪を溶かし、臭いをばらまいています。つまり、ワキガの臭いのもとはアポクリン汗だけでなく、皮脂腺やエクリン汗などいくつもの要素が複合しています。そのため、ワキガを完治するためには、アポクリン汗腺だけでなく、エクリン汗腺や皮脂腺も取り除く必要があるのです。

  2. 2) アポクリン汗腺以外の要因:ワキガ多汗症の主役は、アポクリン汗腺です。ただし、それ以外にも脇役が存在します。

    ●細菌の役割

    ワキガの原因であるアポクリン汗は皮膚の細菌に触れて変化しなければ、本来無臭です。そのため、細菌が発生しやすい腋毛を処理し、制汗剤を使用するだけでも大きな効果があります。制汗剤は臭いの元となる脂肪酸やアンモニアなどの増加を防ぐため、特にワキガには効果的です。また、こまめにシャワーを浴びる、入浴を欠かさないなど、清潔を保つことも方法のひとつです。

    ●食生活の影響

    食生活に原因があるという説もあります。もともと日本人は体臭の少ない民族でしたが、食生活が欧米化するにしたがって、ワキガの人も増えました。動物性脂肪に含まれる不飽和脂肪酸を多く取る、高カロリー、高たんぱく質の欧米型食事はアポクリン腺や皮脂腺の働きを活発にし、ワキガの原因になります。では、食事を変えればいいかというと、そう簡単にはいきません。体質が瞬時に変わることはないのです。

  3. 3) フェロモンの役割としてのアポクリン汗腺

    アポクリン汗腺による腋の下の臭いは、異性を引き寄せるフェロモンの役割もあります。例えば、女性の場合、思春期になると、女性ホルモンが分泌され、女性らしい臭いを発します。これは、アポクリン汗腺によるものです。多感な青春期に臭いが気になり始めるのは、このためです。女性の場合、月経周期によって臭いの強さが変わるとも言われています。

  4. 4)遺伝の関与

    片親がワキガであると、子どもがワキガになる可能性は高くなります。ワキガ多汗症は、家族性に発症しやすいと言われております。よく、自分自身がワキガ多汗症で悩んだので、子供に遺伝しないようにするにはどうすれば良いかと、相談においでになる方もいらっしゃるのですが、子供に遺伝するかどうかを前もって調べる事は、現在のところ不可能です。思春期にならないと、分らないのです。

    もし、どうしてもお子様を辛い目に遭わせたくないとお考えなら、中学生になれば、手術も可能となりますので、ぜひ一度相談にいらしてはいかがでしょうか。

  5. 5)人種による違い

    ワキガ多汗症は、美容外科の手術の中では非常に多く、当院でも、一日に数例行うことも珍しくありません。ところが、米国では、殆ど手術は行われておりません。どうしてでしょうか?

    アメリカ人には、ワキガ多汗症の人が非常にすくないのでしょうか?現実は、まったく逆の原因で、手術が少ないのです。アメリカ人の70〜80%は、ワキガ多汗症と言われております。これだけ数が多いと、多少体臭があるのが当たり前となります。ワキガ多汗症(osmidorosis)と言う言葉を知っている人も少ないのです。多少体臭があるのが普通となると、体臭で悩む人もいなくなります。そのためワキガ多汗症の手術が少ないのです。これは男性の胸毛とよく似ております。アメリカでは、胸毛がある人のほうが多いので胸毛を脱毛しようとする人は殆どおりません。逆に、日本人では、胸毛の脱毛で来院する方が多いのは同じ理屈となります。

  6. 6)ワキガ多汗症は病気ではないということ

    最後に一番重要なことを述べます。ワキガ多汗症は病気ではないということです。

    「人種による違い」の項でも、述べましたが、ワキガ多汗症というのは、白人、黒人、そして多くのアジアの国々においても、病気としては認められていないと言うことです。

    特に思春期以降、アポクリン腺が活発になると、臭いがきつくなります。ワキガのように遺伝的要素の強い体質を変えることは容易なことではありません。

    どうしても、これらの根本的な治療を望むのなら、アポクリン汗腺を除去する手術が必要になります。ワキガは臭いの原因である汗腺や交感神経に直接治療を施さなければ、なかなか解決しないのです。

    ただし、これらの汗腺は腋の下だけでなく、全身に存在します。汗も臭いも全て取り除きたいとしても、全身の汗腺を取り除くことは出来ません。

    ですから、ワキガの治療をしても、体の臭いは決してゼロにならないことを理解して下さい。

ワキガ体質かどうかのセルフチェック

以下の質問に答えてみてください。

  • Check1 汗の量は、普通の人より多いと思いますか?
  • Check2 体臭は、普通の人より強いと思いますか?
  • Check3 白いワイシャツや下着のわきの下が黄色になることがありますか?
  • Check4 家族の方で体臭の強い方や多汗の方はいらっしゃいますか?
  • Check5 友人、知人、家族の方から、自分の体臭や多汗を指摘された事がありますか?
  • Check6 耳垢は湿った感じですか?
  • Check7 緊張し易いほうですか?

上記の質問の内3つ以上Yesの方は、ワキガ多汗体質の可能性があります。

ワキガ多汗症の治療法

腋の下などの清潔さを常時保つことでワキガを予防できると考え、エステティックの脱毛処理をされる方もいらっしゃいます。理学療法として、レーザーなどで脱毛をする際に、毛根を処理して、汗腺を抑える方法もあります。しかし、エクリン汗腺を完全に処理できるとは限りません。汗腺が再生し、ワキガが再発する可能性が高いのです。

多汗症に対する手軽で効果の高い治療法として「ボトックス」も注目されています。ワキの下に注射するだけで汗の量を減らす事が出来、効果は3〜4ヶ月持続します。(但し、アポクリン汗腺からの汗の分泌を止めるものではない為、ワキガの根本的な治療には、やはり手術が必要となります。)

ボトックスについて、詳しくはコチラのページを御参照下さい。

ワキガの原因となる汗を分泌し、細菌を繁殖させてしまう、アポクリン腺と皮脂腺、エクリン腺を毛根と一緒に除去しなければ、ワキガは何度でも再発します。それを防ぐためには皮脂組織から除去する手術しかありません。

ワキガに悩む方は多く、以前から様々な手術が行われてきました。そして、多くの方のワキガによる悩みを解決してきました。

近年一般的に多く施術される方法として、切開法吸引法があります。

切開法は、わきに4〜5cmの皮膚切開を1〜3本施し、皮膚を反転させ、汗腺を切除していく方法です。好んで用いるドクターは非常に多いのですが、傷があまりにも大きく、お勧めできません。

吸引法は、美容外科では傷が小さいのでよく用いられておりますが、治療効果の低いのが難点です。

最近では、傷口が吸引法より目立たず、治療効果も切開法に匹敵するといわれているローラークランプ法が開発され、学会でも注目を集めております。

さらに、脂肪吸引では広く用いられている体外超音波ローラークランプに組み合わせることで、さらに治療効果を上げることが可能となりました。

手術方法による違いを表にしてみました。

  手術方法 わきの臭い わきの汗の量 傷口の大きさ 入院の有無
1) 全切除 全く無くなる 全く無くなる 非常に大きい 1週間
2) 切開法 7割程度減少 6割程度減少 4〜5cm 1週間
3) 吸引法 5割程度減少 4割程度減少 3〜5mm 必要なし
4) ローラークランプ法(共立法) 7割程度減少 6割程度減少 目立たない 必要なし
5) ローラークランプ法+体外超音波 8割程度減少 7割程度減少 目立たない 必要なし

各施術の解説

  1. 1) 全切除

    わきの毛の生えている部分を皮膚ごと切り取る方法です。わきのアポクリン汗腺はゼロとなります。したがって、わきの臭いも汗の量もほぼ完全になくなります。しかし、当然のことですが、非常に大きな傷跡が残ります。1週間の入院が必要となり、絶対安静となります。

  2. 2) 切開法

    1番広く行われている方法です。臭いは、70%ほど、汗の量は、60%ほどなくなることが期待できます。ただし、4〜5センチの傷が数本残ります。1週間の入院が必要です。好んで用いるドクターは多いのですが、傷があまりに大きくお勧めできません。

  3. 3) 吸引法

    3〜5ミリの小さな切開を施し、そこから吸引管を差し込み、皮膚の裏の方からアポクリン汗腺を吸引する方法です。目で見ながら、アポクリン汗線も除くのではないので、どうしても、深部の方ばかり吸っていると、取り残しが多くなります。傷口が小さく済む利点がありますが、臭いは50%ほど、汗の量は、40%ほどの減少にとどまり、効果を上げるのが難しい方法です。

  4. 4) ローラークランプ法(共立法)

    吸引法を大幅に改良した、共立美容外科独自の方法です。改良点としては大きく分けて、次の三点が挙げられます。

    1. 1. 吸引管を改良し、非常に効率的にアポクリン腺を取れる
    2. 2. 毛根をチェックし、吸引範囲を計測することで、取り残しが非常に少なくなる
    3. 3. KBシースという共立独自の傷口保護器具を使用することで、従来の吸引管の往復運動による皮膚の挫滅をゼロにすることで、傷の治りが非常に良くなり、その結果、傷跡も非常に目立たなくなる。

    効果も、切開法とほぼ同程度の結果が期待できます。

    KBシース使用例

    KBシース

    吸引管が直接皮膚に触れないように、皮膚との間にKBシースを挿入します。その結果、例え何百回の上下運動があっても、吸引管は皮膚を傷つけることはありません。 その結果、傷の直りがよく、傷口が目立たなくなっていきます。

        

    他院吸引例

    他院吸引例

    吸引管を何百回も上下させると、皮膚が当然傷んでしまいます。その結果、術後に傷跡が目立ってまいります。

    上がローラーとなっており、皮膚の外側から圧迫することで、下の吸引管が常にアポクリン汗腺に常に密着するようになっております。このため、非常に効率的に徹底的に汗腺を除去できるようになりました。吸引管が直接皮膚を傷めないようにKBシースで保護します。KBシースは国際特許を取得しており、他院では使用できません。(特許番号:日本PATNO.1883539:米国PATNO.5213567:欧州PATNO.0458989)

  5. 5) ローラークランプ法 + 体外超音波(特に臭いの強い人、多汗の人、他院術後再発の人向け)

    共立美容外科独自の技術開発により、ローラークランプ法に体外超音波を組み合わせることが可能となりました。体外超音波は、脂肪吸引で広く使用されており、多くの利点を持つことが明らかとなっております。

    1. 利点1 : 吸引効果の大幅な上昇

      体外超音波は、組織間の結合を緩めます。そのため、アポクリン汗腺やエクリン汗腺をより高い割合で除去できるようになりました。

    2. 利点2 : 出血が少ない

      麻酔液の中に血管を収縮させる薬が入っており、これを体外超音波で浸透させることで、血管を収縮させ、出血を大幅に少なくすることが可能となりました。

    3. 利点3 : 皮膚のダメージが少ない

      血管の破壊が少ないので、皮膚への酸素の供給が遮断されず、皮膚の壊死や色素沈着が非常に少なくなりました。実際、どの程度手術に差があるのか、下記に掲載する各種症例写真にてチェックしてみてください。

    より美しい仕上がりのために

    共立美容外科が開発したローラークランプ法による治療は、ワキガの主な原因となるアポクリン汗腺は勿論の事、皮脂腺、エクリン汗腺、毛根まで除去しますので、ワキガ多汗の治療と同時に脱毛の効果も発揮します。施術後の再発毛の割合は50%以下となりますが、皮膚の浅い層に毛根をおろす毛に対してはその効果が及ばない事もあります。

    全国規模で見ても有数の機材設備を誇る当院には、CYNOSURE社 のLPIRとCUTERA社 のXeoという高性能な医療脱毛レーザーが完備されておりますので、ローラークランプ法による傷のほとんど目立たないワキガ多汗治療とレーザー脱毛を組み合わせることにより、素晴らしい仕上がりが期待できます。

    (医療脱毛レーザーについて詳しくはコチラを御覧下さい。)

症例写真で比較するローラークランプ法と他の手術との違い

  1. 1. 当院ローラークランプ法症例A(術後3ヶ月)

    当院ローラークランプ法症例A(術後3ヶ月)

    皮膚も非常に綺麗で、引きつれや色素沈着も殆どありません。取り残しの多い症例では、毛根が多数みられるのですが、当院の症例では殆ど見られません。それだけ手術がうまく行っている証拠です。本人も汗も臭いも殆ど止まったといって感謝しております。傷跡わかりますか?
    ※ 写真は当院 金城院長による執刀例です。
    (画像をクリックすると拡大します。)

  2. 2. 当院ローラークランプ法症例B(術後2ヶ月)

    当院ローラークランプ法症例B(術後2ヶ月)

    通常、術後2ヶ月では多少の色素沈着はみられるのですが、この症 例ではまったくありません。皮膚はまったく平坦であり、吸引痕や引き つれもみられません。それではアポクリン汗腺の取れ方が悪いのかと いうと全く逆です。取れ残しの毛根も殆ど見られず、本人も汗も臭いも 全く止まったといっております。傷跡わかりますか?
    ※ 写真は当院 金城院長による執刀例です。
     (画像をクリックすると拡大します。)

                                
  3. 3.他院切開法手術例A

    他院切開法手術例A

    他院にて、ワキガ多汗の手術を受けて、このように傷跡が目立つようになりました。しかも、本人が言うにはまだ汗も臭いもかなり出ると訴えております。

    是非、当院ローラークランプ法との比較をお願いします。当院ローラークランプ法による施術で、如何に傷が目立たないか、如何に皮膚が綺麗かご理解いただけると思います。

    最初から、当院に来ていただければ、確実にもっといい手術ができたと思われます。いったんこのような傷をつけてしまうと、修正が非常に困難です。切開法の手術では、皮膚の血管網がずたずたに破壊されてしまいます。そのため、縫合部の傷の直りが非常に悪くなり、このように大きな瘢痕組織を形成しがちです。このような手術では、一生後悔することになってしまいます。(画像をクリックすると拡大します。)

  4. 4. 他院組織削除法(イナバ式)手術例B

    他院組織削除法(イナバ式)手術例B

    他院にて、ワキガ多汗組織削除法は、皮膚に2cmほどの切開を施し、1.5cmほどの金属の刃を皮下に挿入し、アポクリン汗腺やエックリン汗腺を掻き出す方法です。この方法は、吸引法などに比べると効果が安定しているのは利点です。しかしながら、この方法では皮膚が完全に皮下組織と遊離した状態となります。そのため皮膚によじれや歪みが残り易く、このまま固定されると、もう修復はできなくなります。また、皮膚の血管網が破壊されるので、色素沈着、壊死、引きつれなどが起こり易く、「汚い皮膚」になりがちです。また、傷跡も切開法よりは小さいものの2〜3cmは確実に残るので、患者様の満足度は低くなります。(画像をクリックすると拡大します。)

施術の流れ

共立美容外科仙台院では、これまで10年にわたり2,000例を超える施術実績を持つ熟練ドクターが、カウンセリングから施術まで担当致しますので、信頼性と安心感は抜群です。

1.カウンセリング

施術を担当する熟練ドクターが丁寧にカウンセリング致します。患者様のお悩みを真摯に伺い、最善の治療方法を検討します。ご納得頂いた後、治療開始となります。

2.施術の準備

お化粧・マニキュアを別室で落としていただきます。コンタクトレンズ着用の方には施術前に外していただいております。

(施術の一週間前にワキの剃毛処理をお願いしております。術前4時間前から絶飲食となります。)

3.麻酔をします

麻酔液を注射します。麻酔するとき、チクッとしますが、痛みは殆どありません。歯医者さんに行って麻酔を打たれた事がある方ならば、その3分の1くらいの痛みと考えてください。

4.体外超音波をかけます

ジェルを塗布した後、体外超音波をかけます。体外超音波が組織間の結合を緩め、アポクリン汗腺やエクリン汗腺の効率的な除去を可能にします。

また、麻酔液の中に血管を収縮させる薬が入っており、これを体外超音波で浸透させることで、血管を収縮させ、出血を大幅に少なくします。

体外超音波を当てた部分では、血管を収縮させる薬が浸透している為、皮膚の色が若干白っぽくなっています。

(画像をクリックすると拡大します。)

5.ローラークランプによる吸引

   

(画像をクリックすると拡大します。)

吸引部位にマーキングを行った後、皮膚に極小さな切開をし、KBシースでその傷口を保護して吸引管を差込みます。吸引に要する時間は30〜50分程度です。

6.圧迫

吸引後、傷口の止血と縫合を行い、テープとスポンジにより圧迫します。厚み約1cm、大きさ10cm×4cm程度のスポンジを患部に当てて包帯を巻き、テープで固定します。外からは、ほとんど目立ちません。10分間程度様子をみて頂き、異状が無ければ施術終了となります。

写真は術後5日目に撮影したものです。 下部に若干の内出血があったものの、 周囲の皮膚の状態の良さと傷口の小ささが御覧頂けると思います。

(画像をクリックすると拡大します。)

写真は術後3ヶ月目に撮影したものです。 指摘しなければ分からない程の傷口と、周囲の皮膚の良好な状態が御覧頂けると思います。

(画像をクリックすると拡大します。)

術後の経過と注意点

翌日から、一般的な日常生活は可能です。事務的な仕事、ショッピング、食事の支度などは、心配要りません。ただし、テニスや、バスケットをするなどの激しい運動は、当然のことですが、避けてください。重い物を持つ等、脇に負担がかかる事、自動車、バイク、自転車の運転も、最低4日間は遠慮していただいております。アルコールの摂取も、施術前日から施術後一週間は控えて頂きます。

施術から4日後に圧迫を除去します。圧迫除去の際は皮膚を良く伸ばしてください。

テープかぶれや、浮腫(むくみ)、内出血などが見られる場合もありますが、1〜2週間で消失します。

患部を濡らさなければ、シャワー・洗髪は施術翌日から可能です。ワキを流すのは、1週間程度お待ち頂きます。湯船に浸かる入浴は2週間後からになります。

術後2週間からは激しい運動も可能となります。丁度、この頃から、脇が突っ張った感じがでてきます。これは、傷が治るに従って繊維組織が形成され、つっぱった感じがするのです。傷が治る正常な過程です。入浴後に手のひらで円を描くようにマッサージを行うようお願いしております。2カ月から3カ月程続けていただきますと、次第に突っ張り感も解消し、柔らかくなって行くはずです。

大体、施術後、2カ月ほど汗も臭いも出なくなります。しかし、2カ月を過ぎたあたりから、組織の回復に伴い多少汗が出てきます。でも、それは決して施術前の状態に戻ることはありません。臭いは80%くらい確実に低下します

最後に 〜臭いがゼロの人はいないということ〜

よく、臭いをゼロにしてくださいとおっしゃる方がいます。でも、臭いがゼロの人はいないのです。多くの人は、臭いの強いグループがあって、これがワキガ多汗症の人。臭いがゼロの人がいてこれが普通の人だと思っておられる方がいらっしゃいますが、これは間違いです。

臭いの強さは、身長や体重と同じように、正規分布をとり、連続的に分布しております。手術をすることで、平均的になるのであって、決して、ゼロになるのではないことを理解してください。

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