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二重まぶた

日本人に一番多い一重

(図1)蒙古ヒダ
日本人に多い一重。日本人に多い典型的な一重は蒙古ヒダが発達しており、眼窩脂肪が発達しております。
日本人には、一重が多く、外国の漫画では、非常に不気味に描かれることが頻繁にあります。それくらい日本人の特徴をとらえているのでしょう。特に若い女性では目が細く見えるので、アイプチやテープで一生懸命に二重にしている人が多いと聞いております。ただし、アイブチを長期に使用していると、瞼が赤くなったり、厚く凸凹になり、非常に不自然な瞼になります。また、アイブチでは、目を閉じると皮膚がくっついているのがわかるし、時間が経つと二重のラインが取れてくるので何時も心配しなければいけません。厚い一重の人は、「蒙古ヒダ」が大きく、かつ、「眼窩脂肪」が良く発達しています。

二重の分類

二重と一口に言っても、そのラインの走行によって2種類に分類されます。1つは、日本人に最も多いタイプで、目頭にラインが隠れるものです。これを「末広型」と呼びます(図2)。女優で言えば松たか子があてはまります。極自然なタイプの二重ですが、パッチリした感じが少なくて上目使いで見ると二重のラインが隠れてしまうのが難点です。
もう一つのタイプに「平行型」と呼ばれるものがあります(図4)。これは、二重のラインが、目頭に隠れず、外を走るもので末広型に比べ、よりパッチリとした二重となります。特に上目使いに見ても二重のラインは隠れず、どの視線でも明るい印象を作ることができます。長谷川京子をはじめ殆どの女優、モデルはこのタイプです。
平行型の二重を作るにはどうすればよいのでしょうか?通常の厚い一重のひとに幅の広い二重をつくると、多くの場合、「三重」になってしまったり(図3)、「浅い二重」や「厚ぼったい二重」になります。また、ラインも取れ易くなります。
どうしてこんな二重になるのでしょうか?平行型の二重の形成を妨害する解剖学的要因が二つあります。ひとつは「蒙古ヒダ」であり、他の一つは「眼窩脂肪」です。
(図2)末広型二重
日本人に最も多い二重。ノーメークでは自然ですが、上目づかいではラインがかくれます。
(図3)三重型二重
蒙古ヒダが強いにも関わらず幅の広い二重にするとこのような三重になりがちです。
(図4)平行型二重
人気のある平行型の二重。上目づかいでもラインがかくれないので、どの視線もバッチリです。さらに、アイシャドウが良く映えるので目の化粧が楽しくなります。

二重の解剖

特に、瞼が厚く見える人は、ほとんど眼窩脂肪(1)が発達しております。この脂肪は、眼窩隔膜(3)によって覆われており、瞼の開閉で移動します。同じ脂肪でも、隔膜前脂肪織(2) とは、区別する必要があります。後で述べる瞼の脱脂肪術では、この脂肪をとるのではなく、眼窩脂肪を取る必要があります。隔膜前脂肪は、黄色の度合いが強く、量もさほどありません。眼窩脂肪は、眼窩隔膜を破ると外に飛び出してくるので、かなり多量に、かつ、安全に取ることができます。

蒙古ヒダの発達(図B1)
鏡で自分の目頭のあたりを観察してください。
多くのひとは、目頭の部分の皮膚が壁状に盛り上がっております。これを「蒙古ヒダ」と呼んでいます。特にこの蒙古ヒダの発達した人は、まぶたを目頭の方向に引く力が非常に強く、目を大きく広げるのを防ぐ方向に働きます。この蒙古ヒダの作るラインより広く二重を作ろうとしても、このラインが消えず、「三重」あるいは「浅い二重」、「厚ぼったい二重」となってしまいます。したがって、蒙古ヒダの発達している人がどうしても平行型の二重にしたいのなら、「目頭切開」が有効な手段となります。
(図B1)
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