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共立美容外科 仙台院 〜スタッフの声をお届けする『キョウリツインフォメーション』〜

2005年 11月 5日 (土) 09:08


ベッカータイプをお勧めします。
by 院長

ベッカータイプとは:外側がコヒーシブシリコン、内側が生理食塩水バックで構成されている2重構造の新しいタイプの豊胸バックです。シリコンバックの柔らかさと生食バックの自由度を併せ持っております。米国では、乳がん術後の再建用として開発されました。しかし、傷口が小さく、大きさの調整が可能であり、かつ、生理食塩水バックより柔らかいことが知られるようになり、特に、韓国において美容目的で使用されるようになってきております。左右の乳房の大きさに左右差があり、傷口をできるだけ小さく、かつ、感触も柔らかくしたい人に向いております。


ベッカータイプの利点
1)傷が小さい(2−3cm)。通常のコヒーシブシリコンより、2cmくらいは小さく出来ます。傷は、いったん作ると目立たなくなるとは言っても完全に消すことはできないので、少しでも小さい方が後々得すると思います。

2)大きさの調整が、術中は勿論のこと、手術後でも可能(前もって要準備)。特に、左右差のある人にはお勧めです。

3)非常に柔らかい。外側はコヒーシブシリコンなので軟らかいのは当然ですが、術後生理食塩水を多少抜くことで、カプセルの張力を緩めることが可能です。ただし、手術前に準備が必要です。

4)巨乳にできる(200cc以上も可能)。コヒーシブシリコンでは、200cc以上は挿入が難しいのですが、ベッカータイプなら可能です。

5)コヒーシブシリコンで出来ており、万が一、バックが破れても流れ出ないようになっている。



2005年 11月 4日 (金) 09:55


メーカーによる破損率の違い
by 院長

豊胸術
メンター社のコヒーシブシリコンバックの破損率は、3年間で僅か0.2%です。乳がんの再建手術でも同様の0.5%です。これに対して、マクガン社(Inamed Corporation)のコヒーシブシリコンバック(バイオセル)の破損率は、4年で1.7%です。乳がんの再建に使用された場合は、13.1%に跳ね上がります。当院では、メンター社のコヒーシブシリコンバックをお勧めします。長い間、米国では、シリコンバックの美容目的での使用を禁じてきました。これは、もしバックが破れたとき周囲の組織に進入して問題を起こすことがあったからです。一時期疑われた発がん性、膠原病の原因物質としては、明確に否定されております。ヨーロッパでは、長い間そのまま使用されてまいりました。今年の4月に、FDA(米国食品審査局)は、メンターのコヒーシブシリコンバックに仮の認定を与えました。もし、その後の経過で良好であれば、本認可にするかチェックするためです。同時に申請されていてたマクガン社のシリコンバックは、破損率が高いという理由でこのときは却下となりました(後に条件付で仮認定される)。もっとも、安全性と傷跡を重視するなら、生理食塩水バックが一番安全なのは言うまでもないことです。











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