フラクセルIIのメカニズム
これまで6〜40mJだったエネルギーが4〜70mJと幅広くなり、お肌のシミ、くすみ除去などの比較的マイルドな治療から、よりアグレッシブな治療まで守備範囲を拡大しております。
特にエネルギーの深達度が治療成績の鍵となる
ニキビ跡、瘢痕、傷跡などの治療において著明な効果を発揮できるようになりました。
※最大エネルギー70mJにおいてもフラクセルはFDAの認可を取得しており、安心して施術を受けていただけます。
フラクセルレーザーのエネルギー量と深達度の相関を示した図
フラクセルII は表面から深さ約1.4mmまでカバーします。
△エネルギーレベルと深達度及び適応をまとめたものが上図になります。
ヒートショックゾーンとは?
フラクセルによる施術では、レーザー照射領域は熱によりタンパク変性を起こし組織が凝固します。そして、その凝固層周辺の熱ダメージを受ける領域のことを、『
ヒートショックゾーン』と呼びます。
ヒートショックゾーンは、真皮層のコラーゲン産生を促進する反面、治療時の痛みや腫れ、さらに
PIH(炎症後の色素沈着)等の副作用の発症にも関係していると考えられています。
従来機では、高いエネルギー(25mJ以上)で照射すると、近隣のヒートショックゾーンがつながってしまい、強い痛みと副作用(術後の赤みの発生や腫れ、色素沈着など)を伴うため、実際の治療に用いることが困難でした。
しかし、「フラクセルII」では、どのスポットサイズ(エネルギー)でもヒートショックゾーンが形成される領域の比率が一定になるようにコントロールしていますので、治療時の痛みや腫れ、副作用のリスクを低く抑えられるのです。MTZの間隔、照射密度も、変えることが可能です。従来機では患部一回照射につき1平方センチあたり 125個 もしくは250個の2つのモードからの選択だったのですが、「
フラクセルII」では「
トリートメントレベル」というパラメータが採用され、1cm²あたりの治療カバー領域を決定すると、自動的にエネルギーや密度が設定されます。患者様それぞれに異なるお肌の状態や、痛みを感じられるレベルに合わせて最適なエネルギーを決定し、オーダーメード感覚で施術にあたります。