痛みの緩和
サーマクールCPTにおいて恐らくもっとも体感できる違いが痛みの緩和だと思います。新採用コンフォート・ソフトウェアとバイブレーション機能による痛みの緩和は照射しているのが解らないほどです。臨床試験における被験者の結果からもサーマクールCPTはNXTに比べて
痛みスコア(感じた度合い)が約半分になったとの報告もあります。サーマクールの唯一のデメリットは『痛み』でしたが、CPTでは大幅に改善され、更に治療効果もアップしました。痛みの緩和は最新の機能である『
コンフォート・ソフトウェア』と『
バイブレーション』の二つによってもたらされるのです。
コンフォート・ソフトウェア
サーマクールCPTのRF(高周波)はパルス状(断続的)に照射されます。パルス状に分割されたRF電流はTENS状の効果(痛みの緩和効果)を引き起こします。更に、このパルス状に分割されたRF出力にクーリングの噴射を混合することにより、神経への痛みを紛わせ、痛みを感じさせなくします。
TENS
Transcutaneous Electrical Nerve Stimulation (経皮電気的神経刺激)
痛みの局所、周辺、あるいは支配脊髄神経起始部などに表面電極を置き、低周波を通電する疼痛緩和治療
バイブレーション
新型のハンドピースは照射時に振動をおこしており、ゲートコントロール理論により熱感を緩和します。これはバイブレーション刺激により痛みを伝える神経伝達がブロックされ、痛みを感じにくくするためです。臨床試験において、バイブレーションが有る状態と無い状態で比較すると、被験者はバイブレーションが有る方が無い場合に比べて痛みが半分になったと回答し、全ての被験者がバイブレーション有りを好んだという結果が出ています。
ゲートコントロール理論
ゲートコントロールは、1965年にWallとMelzackらにより提唱され、科学雑誌Scienceに掲載された痛みのメカニズムに関する理論である。ゲートコントロール理論は、太い神経線維からのインプットが細かい神経線維からのシグナルを抑制するゲートにような機構が脊髄に存在するとしたものであり、このゲートを何らかの方法で開閉することにより痛みの信号を脳神経へ伝達、又はブロックすることが出来るという理論です。皮膚痛覚は直径3μmと0.5μmの感覚神経線維を介して、脊髄のゲートへと伝達される。この時、この神経線維より太い神経に刺激を与えると細い皮膚感覚の神経伝達が抑制されるということになるのです。すなわち、太い神経線維への刺激に中枢神経のゲートが開くが、同時に細い神経線維のゲートはとじられるために痛みが抑制されるわけです。