XEOによる赤ら顔の治療
実際の手順
- 赤ら顔の部分をよく見てみると、細かい血管が浮いてみえます。表皮に近い血管は、直接みることができますが、深部の拡張した血管は、境界不鮮明なボーッとした赤となります。
- ここにXeoを照射します。
- たった一度の照射で拡張した血管が消失しました。かさぶたは出来ません。
- 照射後、Cooling Deviceで皮膚を冷却します。
〜解 説〜
小血管が消失していく様子が鮮明に記録されております。レーザーを照射した後、新しく開発されたCooling Deviceで皮膚を冷却しております。皮膚が殆どダメージを受けていないことがわかると思います。少し前までは、血管病変の治療というと、ロングパルス・ダイレーザーが主体でした。このレーザーは、波長が短いので、大部分のエネルギーが皮膚の表層に吸収されておりました。その結果、皮膚は真っ黒に焼けただれ、火傷の跡や色素沈着、色素消失などが頻繁に出現しました。実際の治療をビデオで見ると、いかにロングパルス・YAG(XEO)がいかに優れているかが、実感できると思います。
フォトフェイシャルやオーロラは血管病変の治療には向きません。
フォトフェイシャルやオーロラなどのIPL治療器は、単波長であるレーザーとは異なり、多種多様の散乱光を発します。勿論、血管病変の治療に有効な530−600nmの波長や1000−1100nmの波長も含まれてはおりますが、全体の数パーセントにすぎません。
ロングパルス・ダイレーザーやロングパルス・YAGが100%血管病変に有効なエネルギーを発するのに比較すると、数パーセントしか血管病変に有効な成分が含まれていないのが理解できると思います。また、散乱光は直進性が悪く、そのためなかなか深部まで達しません。したがって、IPL治療器は、治療効果が非常に悪く赤ら顔の治療には向かないと断言していいとおもいます。