レディエッセの構成成分
レディエッセは米国のBristol-Myers SquibbとBioForm Medicalによって開発されました。
100%生体適合性、生物分解性があります。構成要素は
合成物質のカルシウムハイドロキシアパタイト(CaHA)の球体で注入を容易にするためキャリアジェル(構成成分:カルボキシメチルセルロースナトリウム、グリセリン、無菌水)に保持されています。レディエッセの質感はクリームのように柔らかく、自然で、CaHA分子とキャリアジェルは独特な構造のため粘着性があり、
柔らかく自然なインプラントで2年間持続します。また、注入量も他のコラーゲン製品が2.35ccであるのに対し、1.22ccと半分の量ですので、注入の際の負担も軽減されます。CaHAの球体の大きさは24〜45ミクロンで人間の組織内に元々存在するカルシウムとリン酸イオンから成っており、体内にはいると固着し、線維性組織に注入されたCaHA分子は組織浸透を最大限にするために「足場」を構築し、
自己コラーゲンが生成されます。ハイドロキシアパタイトが吸収された後も、自己コラーゲンが残るため、効果の持続期間が期待できます。
| キャリアジェルに保持された CaHAが注入される |
| マクロファージが キャリアジェルを分解 |
| 線維芽細胞が残ったCaHAの 周辺にコラーゲンを生成 |
| やがてCaHAが分解し、 マクロファージが吸収 |
レディエッセの利点と欠点
○利点
1)シンプルで安全、手術不要な輪郭形成
2)長時間持続する(個人差はありますが約2年間の持続性があります)
3)患者様のお顔を美しく変化させたいというニーズに応える生体適合性と生物分解性のある注入物
4)非動物性、非人間由来の製品なので、注入による感染やアレルギーを起こすようなリスク防止
5)アレルギーテストが不要な純粋物質と合成物質
6)シンプルかつ簡略な手順なので、混合したり、特別な手技が不要
7)27ゲージの細い針で注入する製品なので、傷跡やダウンタイムを最小限にすることが可能
○欠点
1)目の下、目じりなの細かい皺には向きません。
2)30Gのより細い針は使用できませんので、ヒアルロン酸より痛みがある。
3)持続が長いので、逆に多く入れすぎると、元に戻るのに時間がかかる。
レディエッセとヒアルロン酸・コラーゲンの比較
| レディエッセ | ヒアルロン酸 | コラーゲン |
|---|
| FDA承認 | ○ | ○ | ○ |
| 即効性 | ○ | ○ | ○ |
| コラーゲンの生成 | ○ | △ | × |
| アレルギー | ○ | ○ | × |
| 未知のウイルス感染 | ○ | ○ | × |
| 持続期間 | 2年 | 〜1年 | 3〜4カ月 |
| 鼻、輪郭形成 | ◎ | ○ | × |
| 法令線 | ○ | ○ | ○ |
| 目の周囲 | × | ○ | ○ |
| 極細針使用 | × | ○ | ○ |
※当院では痛みの少ない注射針JBP Nanoneedleを使用するためレディエッセ注入時の痛みを遥かに軽減できます。詳しくは以下のリンクをご覧ください。